グローリーオブマージャン
アイドレス
名称:東国人
要点:東洋風の服装・東洋風の人材・黒い髪
周辺環境:四季・入り組んだ地形・稲作・紙と木で出来た家・火山
評価:体格0・筋力0・耐久力0・外見0・敏捷0・器用+1・感覚+1・知識0・幸運0
→次のアイドレス:吏族・犬士・剣士・理力使い・忍者・サイボーグ・ドラッカー・観光地・国歌・寮・食糧生産地

 

 



設定文(by D・T)
グローリーオブマージャンに住む人々の大半は、髪が黒く、小柄で、礼儀正しいとされている。
ここでは、ある一人の少女の、一日の生活をサンプルとし、グローリーオブマージャン人の説明とする。
朝。少女は目を覚ます。酷く眠たそうな顔をしているが、彼女は慢性的な寝不足なので、大体いつも眠たそうな顔をしている。 両手の小指側で目の辺りをゴシゴシと擦り、背伸びをする。
白い簡単な着物を調え、室内用の簡単な着物を着る。彼女は黒い着物を羽織り、濃い赤色の帯を締めた。
木の枠組みに紙を貼り付けたドアを横に滑らせる。このドアは襖(ふすま)と呼ばれている。板を張った廊下を少女は進む。 廊下は庭へと面しており、履物さえあればそのまま降りれていけるようになっている。
庭へは降りていかず、ずっと廊下を進む。
廊下の突き当たりで室内用の履物をつっかける。カラコロと音をさせて、台所へと向かった。
台所には少女の母がいて、朝餉の準備を始めている。母も少女と同じ着物を着ている。 色は紺色、帯も同じ色だ。朝の挨拶を済ませ、少女は母を手伝う。

味噌汁。焼いた魚。白い米。漬物。標準的なグローリーオブマージャン人の朝食だった。
食卓へと朝食を運ぶ。
食卓では少女の父が茶をすすっている。
少女が父に朝の挨拶をする。父が答える。
一家三人のいただきますの声を合図に、朝食が始まる。

朝食の片づけを終え、少女は母について、家事を手伝う。
父は農具を持って畑に出る。
昼になると、少女は母に渡された握り飯を父に届ける。
少女と母は、家の中で昼食を取る。

午後になって、少女は庭に出る。庭に咲いた花々をしばらく眺めて、小さく歌を歌った。
ひとしきり歌った後、少女は部屋で編み物をし、本を読んだ。

日が傾き始めると、夕餉の支度が始まる。
質素な食事だ。食卓には白い米、焼いた魚、芋を煮たもの、味噌汁が並んでいる。
父は少しだけ酒を飲む。
ゆっくりと時間をかけて食事を済ませる。

食事を終え、家族三人は、家の中のある一室に集まる。
座卓と、その上に麻雀牌。
ジャラジャラと音をさせて、家族麻雀が始まる。
少女の慢性的寝不足は、これが原因だった。
夜が更けて、親が三順するころ、家族は眠りにつく。

All Illustrated by レッド
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