グローリーオブマージャン
イグドラシル
東国人+食料生産地
名称:食糧生産地(施設)
要点:食料・育成中の食料・生産地で働く国民
周辺環境:食糧倉庫・食糧生産に向いた地形
評価:食料+10万t(毎ターン開始時)
特殊:なし
備考:なし
→次のアイドレス:・食糧生産地・神殿・農業機械・食糧倉庫・猫神(にゃんにゃん共和国のみ)



設定文(by TAKO)
GoMの北西部に広がる平野「緑一色」。さらにGoMの中央に流れる「地和」。この2つによって、「緑一色」の南部に広大な水田地帯が形成されている。ここではその肥沃な大地を生かして大規模な稲作が行われており、藩国の食糧事情を一手に引き受けている。だが、現在でこそ環境整備され「地和」を農業用水として用いているが、一昔前までは「地和」はよく氾濫を起こし、稲をだめにしていたこともあったそうだ。

GoMで作られている米は少し変わっている。それは、色合いが異なる3種類の米があるという点である。
まず、通常の白米。これはどこにでもありふれた米であり、GoMにもたくさんの銘柄がある。現在GoMでもっとも有名なものは、「白」と呼ばれる銘柄である。
次に、近年品種改良によって開発された病人食として用いられている緑米。開発者の名をとり「撥」と命名されている。これは、少し緑がかった米であり、栄養価が高く、病人にはうってつけの米である。ただし、最大の難点はとてもまずいことである。噂ではこれが食べたくないがために,病気が治るとも言われており、ジャンキー達の天敵である。
最後に、古くから栽培され、現在の白米の原型でもある赤米の「中」。赤というよりは小豆色をしている。現在ではいつも食卓に出るわけではなく、主に祝い事の際に出されるものである。

また、昔から米を使った酒造業がそれなりに行われていた。現藩王はこの酒造業を更に発展させている。それまでは白米だけを用いた単純な酒造りをしていたのだが、現藩王はGoMで取れる米を混ぜ合わせたらより良いものが作れるのではと考え,「白」「撥」「中」の3色の米を混ぜ合わせ、酒を作り上げた。その酒が現在GoMで最もポピュラーな「小三元」である。そして、更なる絶妙なバランスで配合し、何年か寝かせたものが現藩王最大の功績でもある銘酒「大三元」である。近年ようやく数本出回るようになり、その味の良さから藩内でも期待が高まっている。

とはいえ、GoMでは稲作しかしていないわけではない。畜産業についても盛んに行われており、「緑一色」の北部に大牧場地域が形成されている。ここにいけば、確実に鶏か豚、牛の放牧されている姿が見られるだろう。また近年では同時に酪農も行われており、乳製品の生産も順調に進んでいる。

余談だが、ここではまれに牙のある象の姿も見られる場合もある。ただし、象は食用ではなく、麻雀牌の材料である象牙を得るため飼育されている。以前は、野生の象から象牙を得ていたのだが、乱獲が行われ、一時は絶滅の危機に瀕していたこともあり、現在では国の保護して意を受けている。そのため、象の飼育者となるには麻雀牌職人と同様に国家資格が必要である。


Illustrated by ヤマト
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